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ラリーダニエルズに寄せて

うっそうと繁り始めた庭の奥で、今年も光り始めました。

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ラリーダニエルズです。
ラリーダニエルズは本当に不思議なバラです。

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このバラは我が家では最も古参のバラなのですが、購入したときに読んだこのバラの紹介文のことが忘れられません。
「自ら発光しているようなバラ」だというのです。

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長年この花を見てきて、その意味するところが理解出来るようになったのはほんの数年前からです。

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バラにピンクは多いけれど、淡いラリーダニエルズピンクは他には見られない色で、複数の同じようなピンクのバラを集めてもきっと私はラリーダニエルズを選び出すことが出来ると思います。

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多分それはこの優しくあやうげな色と花弁の厚さ(光りを吸収するでもなく透すでもなく微妙な質感)が化学変化を起こしてまるで自らが光りを放ってるように錯覚させるのだと思います。

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多くのバラが庭から消えましたが、ラリーダニエルズはそれほど強健には見えないけれど、意外にしぶとくて、夏には葉を殆ど落としながらも生き残り、年々その魅力を再発見させてくれる大切なバラです。


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