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じわ~と視界が霞んだ「春」

ビバルディのバイオリン協奏曲「四季」はバイオリン発表会のプログラムとしては定番中の定番。
殆ど毎年、先生やお姉さんお兄さんの弦楽四重奏をバックにして誰かがソリストで演奏してたと思う。
凄く聞き慣れた曲だ。

ところが、今日のこの曲はいつもと違った。
普通に始まった「春」


あ~
森のささやき! 小鳥のさえずり! 小川のせせらぎ!
ほんとうにきこえる~
堅く凍った大地を溶かし、うるおしていく。

じわ~っと涙があふれて、視界が霞む。

久しぶりに聞いた生の演奏は、心にすっと届いて、気持ちを和らげてくれた。

入場前の検温、席は一列おき、30分おきくらいに換気のための休憩をはさみ、苦労がしのばれる会だった。
でも、聴けてよかった。
はるばる出かけてよかった。

そして何より、久しぶりに会えたことが嬉しかった。


庭は
s-20201013012.jpg


秋の始まり。
色づき始めたマルバノ木。



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