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眠れない~の思い出

今の絶不調は、年に何度か陥る極度の不眠のせいだ。
年がら年中「眠れない」とぼやいてる私だけど、春と秋の「眠れない」はほんとに長くて辛い。
いくらつらさを訴えても。誰もとりあってくれないけどね。
人間、ほんとに眠らなかったら死ぬよ。
それだけ元気なら大丈夫。
医者だってそれしか言わない。

庭木の剪定をしながら、自分の不眠について、いろいろ考えてた。

眠れないの思い出の一番最初の記憶は、幼少期?小学生頃?
テレビなんてない時代で、とにかく早寝早起きせざるを得なかった。
夕食終えたら、後は寝るだけ。

でも、土曜日の夕食後ひとつだけ楽しみがあった。
それは、ラジオを聞くこと。
NHKの「お父さんはおひとよし」
花菱アチャコと浪花千栄子だっけ?
コテコテの大阪弁ドラマだった。
そのラジオドラマが終わるといつもより1時間就寝時間が遅くなった。
翌日が日曜だから許されてたのね。

もう9時だ。
早く寝ないと明日起きられない~でも眠れない。
遅くまで起きてたという罪悪感があるものだから、早く寝なければという焦りは尋常じゃなかった。

父親が、結核という、その頃不治とも思われてた重い病で療養中だったから、私たち姉妹は寝ることと食べることに関しては、それは厳しく、ある意味管理されていた。

土曜日だけドラマを聞けたのは、父親の病気がうつるといけないというので、離れの祖父母のところで寝てたからだ。
孫に甘い祖父母がそれを許したのね。

遠足とか運動会とかの行事の前夜はすっきり眠れた記憶がない。
でも、具体的に覚えてるのは、ラジオドラマを聴いたあとの、その感覚なのだ。

そんな幼い頃から、私には睡眠に対する強いこだわりがあったということに唖然とする。



ラジオドラマといえば、「忘却とは忘れ去ることなり」で始まる有名な「君の名は」。
でも、このドラマを楽しむにはまだ幼すぎたのか、この冒頭のナレーション以外は覚えがない。
きっと母親が夢中だったのだろう。

幼い日の思い出、ついでに漫画。
うちの親は厳しくて、漫画というものを全く買ってくれなかった。
いや、1度か2度、クリスマスプレゼントが少女漫画雑誌だったことがある。
漫画雑誌というのはそれくらい、我が家にとって特別なものだったということだ。

私は少年漫画雑誌に連載の「赤胴鈴の助」という漫画が好きだった。
どうやって読んだかと言えば、近所の男の子の家。
月刊誌だったから月に一度10分くらいその子の家に上がり込めば用は足りた。

剣を取っては 日本一の~
歌をしっかり覚えてるのは、ラジオドラマにもなってたのかしら?

そんな思い出に浸りながら、庭木の剪定。
70Lのゴミ袋2つ。

原種シクラメン
s-20200929002.jpg

そろそろ葉っぱも伸びてくる頃?









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