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転ばぬ先の杖

先月足首の捻挫で痛い思いをし、不自由な生活はほんとに辛かった。
一番酷いときは歩行も困難。
少しよくなってきたらなんとか歩いたけど、ちょっとした段差や,立ち上がる時に苦労した。
そこで家の中の動線を考えて手すりやつかまり棒をあちこちに夫に作ってもらった。
それまでにも我が家は庭先に出るところや玄関などに一般的な手すりは設置してある。
でも弱ったときにはそれだけでは足りないと痛感した。
まさに転ばぬ先の杖、いや転んでからの杖なのだけれど、ずいぶんこれで助けられた。

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ついでに庭にもつかまり棒を作ってもらった。
狭い庭に歩くのがやっとの小径がくねっている。
道の両側から鉢植えや木の枝やレンガがせりだし、この頃「まるで平均台を歩いてるみたいだわ」と思うことしばしばなのだ。
そんなとき、ここにつかまるものがあったら・・・と思う場所が何カ所かあって,不思議と夫もそこでバランスを崩すのだそうな。

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転ばぬ先の杖とは少々違う気もするけれど、もうひとつ最近思うこと。
衰え方は人によって様々で,足腰は丈夫だけれど認知の方が怪しくなる人、頭はしっかりしているけれど足腰が弱くなる人、自分がどっちなのか、いや頭も足腰も私はずっと確かかもしれないし、ひょっとしたら両方だめかも知れない。
そう考えたとき、だめとわかってから対策考えてたのでは遅いということだ。
いや、遅くなると自分で対策のとりようがない。
夫はぼけたもの勝ちっていうけれど、それは嫌だ。
その判断が遅れると周りや子供達に迷惑がかかる。
何事にも潮時というものがある。
それだけは見極めを間違えないようにしなくては。

コロナ自粛をいまだ解除できない私は家ごもりが続いていていろいろ考えてしまうのよね。
家にいたって,日々いろいろなことが起こるものだから。

雨にけぶる庭でしっとり咲くバラ。
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夏の風物詩みたいな朝顔を久しぶりに植えてみた。
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江戸情緒豊かな朝顔ではなく西洋アサガオの一種。
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つるがあまり伸びないらしいけれど、今のところ一応朝顔らしく伸びている。

遅く咲き出したアジサイのエンドレスサマー
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秋色が素敵なアジサイです。
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