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7月21日という日

19歳になったその日7月21日に母は私を産んだ。
今日、7月21日は、私の誕生日であり母の誕生日でもある。

母は胃瘻という生命維持装置によって生きながらえている。
薄情な私は昨年10月以降母のところへ面会に行っていない。
そろそろ行かなくてはと思い始めた頃にコロナ禍が始まりそのまま現在に至る。

ずっと面会は謝絶らしいから,仕方ないね・・・と、そのことを行かない言い訳にしてる。
行ったって会えないんだからと。
と言うより、本心は行ったってわからないんだから、かもしれない。
きっとそうだ。

こんな状態で生きさせてしまってごめんなさいと,心の中で母にあやまっている。

母のような終末期は絶対あってはならない。
母の年まで生きるのなら、願わくは今よりずっと縮小した庭でいいから草取りしていたい。
母だって好んでこうなったのではない、よね?
生きるって大変だ、だよね?

バラの花がないので、バラ咲きのゼラニュウム
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