SSブログ

マルメゾンの思い出

s-20200513001.jpg


ナポレオン1世のお妃ジョセフィーヌのバラ園にちなんだ「マルメゾンの思い出」という名前のブルボンローズ。

前にも書いたように健康的に順調に育つバラではないけれど、ひ弱というわけでもないようで,奇跡的に私の庭で10年くらい毎年ぽつりぽつりとたとえようのない優雅な花を咲かせている。

今年は特に、開花時期に晴天が続き,美しく完璧に開いてくれた。

s-20200513002.jpg


同時にこれだけ咲くのも初めてじゃないかしら?
とても嬉しい。

クォーター状にきれいに折りたたまれた花弁がぎっしりと並び、襞の中の色と外側の淡い殆ど白と言ってもいい花びらの彩なす表情は本当に名花というにふさわしい。

s-20200513003.jpg




ブルボンというと,私はオールドローズの中でも優美という思いを強く感じるのだけれど、私の庭に残るブルボンローズはあとふたつ。

マダムエルンストカルヴァ
有名なマダムイサクペレールの枝変わり
s-20200510025.jpg


もうひとつ
ラレーヌビクトリア
s-20200510031.jpg



3つのブルボンローズのは香りは鉄壁である。






nice!(1)  コメント(0) 

性格の違い

うちの二匹のワンコの話。

私たちが庭作業してる間、久しぶりにワンコも出してやった。
しばらくあちこち興味深そうに探検。
洋蘭に置いた油かすの団子を食べようとしたり、ペンキ塗りの刷毛がつっこんである水を飲もうとしたり、油断も隙もありゃしない。
まあでも、庭にも慣れてきたようでよかった。
そのうち、ふと気づくと年上のワンコが網戸を鼻先で開けようとしてる。
家の中に戻りたくなったらしい。
あ、そのまま入ってはだめよ。
足を洗ってからね。
あぶない、あぶない、すでに頭が入るくらい開けてたよ。

ところがもう一匹の方はすでに家の中。
えっ?
どこから?
網戸の網の破れ目を大胆に押し広げ破って侵入したのだった。

性格の違いには笑えた。

ハイブリッドムスクのペネロペとバフビューティー
s-20200512012.jpg


s-20200512035.jpg


コーネリア
s-20200512003.jpg



カマシアの白花
s-20200512019.jpg


昼咲き月見草
この花大好きで,道路脇の草むらから抜いてきた。
でも、庭に植えたら肥えた土のせいか巨大で風情なくてがっかり。
s-20200512017.jpg


忘れるところだった。
剪定してて気がついた。
ウグイスカグイラの赤い実。
s-20200512055.jpg

宝石のような輝き。





nice!(1)  コメント(0) 

麗しの白バラたち

白いバラはいくつあっても邪魔にならない。
華やかなバラの中にいつも白いバラが慎ましげに咲いてるのが好き。
だから白いバラは小さくていいから繰り返し咲いてくれるものを選ぶ。
とはいえ、一季咲きの白バラは一つもないかと言えば、そんなの無理無理。

ということで今咲いている、あるいは咲き始めた白バラを集めてみた。

つるバラの新雪。
s-20200509029.jpg


このバラも古いのだけど、ずっと私はアイスバーグと思ってた。
と言うより,その名前で売られてたのだから私の間違いではない。
お店のミスね。

s-20200509024.jpg


ずっと鉢で育てて,なんか変、と思ってはいた。
葉っぱが厚い照り葉だしシュートはどんどん伸びるし。

s-20200510003.jpg

あるとき、全く知らない方から「それは新雪ですよ」と指摘を受けた。
そっか~  長年の悩みが一気に解決した。

繰り返し咲きではない白バラのアルベリックバルビエ。
s-20200510016.jpg


実はこれは一番新参のバラ。
お隣の物置を隠す目的で選んだ。
大正解。
一年で目的を達した。
s-20200510002.jpg

花はポツポツだけれど。


北側で12月まで咲くプロスペリティ。
s-20200510006.jpg

こんなに繰り返し咲く白いつるバラが他にあるのだろうか?


ブルボンのスーブニールドゥラマルメゾン
あまりにも有名な「マルメゾン庭園の思い出」
s-20200510009.jpg


とても気難しい上級者向きのバラなのに、私のずぼらな管理下で20年近くここで咲いているのは奇蹟としか言いようない。
s-20200510004.jpg



マダムスーシェ。
s-20200510034.jpg



バーミューダキャスリーン。
s-20200510021.jpg




nice!(0)  コメント(0) 

今日は落ち着いてシックに

バラが開花すると毎日テンション高く、落ち着かない。
花殻摘みしながら草取りして、カメラ構えたかと思えば支柱を立て直し、肥料を置きながら水遣りする。
その合間には他の樹木の剪定をし、鉢いっぱいになった草花の植え替えをする。
おまけにブロッコリーやキヌサヤの収穫という全く趣の異なった作業もある。
そうして夕方になると犬の散歩をして、帰ってきて締めくくりは道路に落ちたバラの花びらの掃き掃除。

今の時期の私の一日はコロナの前だって殆ど同じだった。
昨年も一昨年もその前だって。

連休中にホームセンターで素敵な花を見つけた。

ペラルゴニウムのパールグレー
s-20200509002.jpg


ペラルゴニウムって大好きで違うのを見つけると欲しくなる。
巨大化するものではないからついつい。

ついでに金魚草のブロンズドラゴンというのも見つけて寄せ植えした。
s-20200508014.jpg

こんなことしてる時間が最高に幸せ。
こんな寄せ植えには誰も気づいてくれないだろうけれど。

「持ってっていいよ」と言われてもらってきた徒長してしおれてたビオラ。
s-20200508008.jpg

花殻摘んで土をちょっと入れ替えて液肥を与えてたら素敵に咲き始めた。
廃棄はもったいない。

そして、これも金魚草。
s-20200508003.jpg

金魚草はちょっとしたマイブーム。
宿根して大きく育った銅葉の金魚草。
s-20200508005.jpg


他に矮性のシルバーリーフのシルバーピンクと白花のアールグレイ。
写真を探さなきゃ。

おまけ
スタンバイのバラの蕾たち。
s-20200508017.jpg

ハイブリッドムスクのラベンダーラッシー。

s-20200508020.jpg

モスローズのウイリアムロブ

まだまだ堅い蕾です。

まるで野に咲く草花みたいな趣のバラ
s-20200508024.jpg

ミステリーローズのバーミューダキャスリーン
香りまでなんだか楚々としてうっとり。

nice!(1)  コメント(0) 

ラリーダニエルズ7態

ハイブリッドパーペチュアルのラリーダニエルズはオールドローズの古株として私の庭に君臨する女王とも言うべきバラだ。
s-20200504038.jpg


多くのオールドローズが消えてしまったけれど、ラリーダニエルズは特別に手をかけたわけでもないのに、最古参の象徴的バラとなっている。
s-20200504054.jpg

この浅いカップ状の花がなんとも素敵。

バラ歴30年、ずっと無農薬栽培の私の庭で生き抜いてきたということは,とりもなおさず丈夫なバラだったということでもある。
s-20200504039.jpg



いくつかまとまって蕾をつけるが、房咲きになるというわけではない。
s-20200504040.jpg



ひとつひとつ順番に咲いて、ハラハラっと散っていく。
s-20200505017.jpg



特筆すべきは極上のその香り。
s-20200505018.jpg


そして、もうひとつ加えなくてはならないのが花の色。
まるでラリーダニエルズ自身が光を放ってるみたい。
s-20200507030.jpg


ラリーダニエルズを語り始めたらきりがない。
花保ちよくないし、今流行の容姿でもないけれど,清々しく心を癒やしてくれるバラである。


新緑が瑞々しく,本当に気持ちのい季節。
s-20200505039.jpg



雑木林の中に一輪の深紅の薔薇。
s-20200505040.jpg

このバラも植えて30年。
しかも植えたときからこの場所。
周りがすっかり変わってしまった。
普通、緑がなくなるよね?
私の庭は反対に緑が多くなっている。




nice!(1)  コメント(0) 

寒いよ~

五月に入ってお天気がよく気温も上がったからと,夫がいつの間にか暖房器具を片付けてしまった。
いや、勝手に夫がやってしまったわけではなく、リビングの大きなガスファンヒーターを片付けるよう頼んだのは私である。
リビングにはこたつがあるからもうファンヒーターの出番はないだろうと。

ところが昨夜、といってもすでに日付は変わってる時間だったけど、歯をみがいてお風呂に入ろうとしていつものように電気のヒーターをつけようとしたらないじゃないの。
ええ~

そして今朝、台所が寒い。
足下の小さなガスヒーターをつけようとしたら、これもない。

私は寒がりなの。
暖かい地方でうまれて梅雨寒を知らなかった私は、今の家で7月の初めでも足下が寒くこたつが必要なことに驚いたものだ。

今日明日は夜には17,8度にまで下がりそうなのに、耐えられない。
とうったえたら,台所用の小さいストーブだけは出してきてくれた。

考えたら、このガスストーブも洗面所の電気ヒーターも使うのは私だけ。
真冬だって夫は床暖だけで平気なのだから、他の器具は邪魔なだけなのだろうな。


昨日蕾だったモスのサレ。
今朝は開花してた。
s-20200505002.jpg



いくつかの蕾に傅かれた女王様のようなサレ。
サレはモスというよりポートランドだよね。
s-20200505014.jpg



強烈なダマスク香が辺りに漂う。
s-20200505038.jpg

たくさんあったポートランドで今残るのはサレだけ。
手に入るのならシドニーとかジャックカルチェとかクノールとか,もう一度花を見たい。


リビングから見た正面に咲くこのバラ。
s-20200506001.jpg


我が家ではずっと名前不明だったけれど、犬の散歩コースにあるお宅で似たようなバラを見つけた。
先日たまたまその家の方に会えたので聞くことができた。
その名はノワゼットのクレプスキュール。
s-20200504036.jpg


葉っぱの色艶といい、花の色といい、それに違いない。
s-20200504042.jpg


カーディナルドゥリシュリューがブラキカムに寄り添って咲き始めた。
s-20200504063.jpg


深い青みを帯びた紫色。
大切なバラだったけれど枯れたので再挑戦。
s-20200504066.jpg


開いて一日たつとこんなに渋い色に変わる。
s-20200505024.jpg


この色、たまらなく好き。
s-20200505023.jpg







セアノサスの花の色が濃くなってきた。
s-20200505007.jpg


花がもりっもりです!
s-20200505008.jpg




nice!(1)  コメント(0) 

水遣り大変

気温が上がり風も強いので土の乾きが凄い。
鉢植えは朝夕2度の水遣りが必要だ。
なんだか一日中ジョウロで水を運んでる感じだ。

リースのギャザリングやスリットバスケットの寄せ植えは花殻摘みは根気よくやってるけど、草姿が伸びて乱れてきてるから一度水切れ起こすと回復にはとっても時間がかかる。
ビオラなどはまだまだたくさんの花を咲かせてるけれど、そろそろおしまいにしようかなとふと思ったりもする。
いちにちいちにち、もうちょっと頑張ろう、もうおしまい、いやまだもったいない・・・の繰り返し。

その点地植のバラたちは問題なし。
30年選手のスパニッシュビューティなんかは真夏だって水遣りしたことないもの。
s-20200502003.jpg

賑やかになってきたスパニッシュビューティー
水遣りは要らない代わりに,朝夕2度の花びら掃き掃除が始まった。


ノワゼットのセリーヌフォレスティエ
s-20200503037.jpg

この高貴な色とオールドローズらしいロゼット咲きがいい。
昨年の即位の時雅子皇后様がお召しになられたドレスに似た色だと思う。
あの色を鴇色とあの時知った。

もっと開くと、クォーターロゼットがくっきり。
この形がたまらなく好き。
s-20200503011.jpg



シャープな蕾はポートランドモスのサレ。
s-20200503028.jpg

返り咲きするモスローズは少ない。

モスと言ってもサレのモスは飾り萼。
s-20200503033.jpg

咲く前のこの姿が私は好き。


セアノサス。
斑入り葉のセアノサス。
s-20200503019.jpg

今年もみんな見てくださってるかな。
「これなんですか?」と一番よく聞かれる花。
ブルーの花は清々しくていいものね。


青空に広がるつややかな葉。
見上げるほどに伸びた。
s-20200503032.jpg


これは西洋白樺ジャクモンディ。
s-20200503031.jpg 高原の代名詞みたいな白樺に憧れた。 でもちょっと難しいらしい,この辺りでは。 それでその代用品ということでジャクモンディ。 幼木の時からが幹が白樺!

nice!(1)  コメント(0) 

チャイナとファウンドローズ

弱々しいヒョロヒョロした枝なのに意外に丈夫。
おそらく春は一番に咲き始め,晩秋までぽつりぽつりと咲き続けてる。
s-20200501002.jpg

こんなに素敵な花なのに、なぜか邪険にされ、あっちにいきなさい、やっぱりそこでは邪魔だからこっち。
植え替えばっかりしてるからちっとも大きく育たない。
それがこのチャイナのオールドブラッシュというバラ。
s-20200430012.jpg

ほぼ放任で自然のまま。
バラに必要不可欠な剪定すらしてない。


ファウンドローズといわれるスミスズパリッシュ
s-20200501010.jpg

発見されたバラ?
確か~失われたとされてた品種で、あるときどこかで見つけ出されたバラ?とか。
人知れず生き残ってたわけで基本的に丈夫なバラ。
s-20200428036.jpg

白地に赤いラインがちらり。
うちでは真っ赤な花も咲く。
s-20200430026.jpg

もちろん四季咲き。
スパイシーな香りも。


一昨年の春から育ててるペチュニア。
s-20200501006.jpg

昨年も咲き、今年もまた咲き始めた。
これは凄く手をかけてる。
切り戻しに植え替えに,施肥に水遣り。


イングリッシュデイジーがあまりに見事に咲いてるからパチリ!
s-20200501011.jpg

でもこれは一年草?
nice!(1)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。