マルメゾンの思い出
ナポレオン1世のお妃ジョセフィーヌのバラ園にちなんだ「マルメゾンの思い出」という名前のブルボンローズ。
前にも書いたように健康的に順調に育つバラではないけれど、ひ弱というわけでもないようで,奇跡的に私の庭で10年くらい毎年ぽつりぽつりとたとえようのない優雅な花を咲かせている。
今年は特に、開花時期に晴天が続き,美しく完璧に開いてくれた。
同時にこれだけ咲くのも初めてじゃないかしら?
とても嬉しい。
クォーター状にきれいに折りたたまれた花弁がぎっしりと並び、襞の中の色と外側の淡い殆ど白と言ってもいい花びらの彩なす表情は本当に名花というにふさわしい。
ブルボンというと,私はオールドローズの中でも優美という思いを強く感じるのだけれど、私の庭に残るブルボンローズはあとふたつ。
マダムエルンストカルヴァ
有名なマダムイサクペレールの枝変わり
もうひとつ
ラレーヌビクトリア
3つのブルボンローズのは香りは鉄壁である。